こんにちは。
お越しくださりありがとうございます。
今日は和暦で2月12日
七十二候はその初候の
雀始巣(すずめはじめてすくう)の日です。
徐々にお昼の長さが増えてゆくようになり
雀さんたちも雛を育てるための巣作りを始める頃に
なったよって教えてくれていて 。。
「雀の子」「雀の巣」「春の雀」「恋雀」
春の季語でもある雀さん
ちょこっと並べてみたらコトダマが素敵で
目じり下がっちゃいました。
チュンチュンと可愛い鳴き声が聴けるのも
もうすぐかな ^^♡
そしてそして
今日はチンキを
仕込みましたよぉ~
ぉっ よいしょっ♪
仕込んだのはタンブラーで
ぐんぐん育ってくれている
ローズマリーさんと
ローズさんです。
ローズさんは花びらを
ローズマリーさんはこの春新しく伸びた
やわらかい所を摘んで
・さらにやわらかい葉先と花蕾
・それ以外の葉とやわらかな枝
の2種類に分けて
ふたつ浸けました。
一つの株そのもので同じであっても
収穫部位や時旬季節が変わると植物の内側の状態も
若干、または大きく違ってきたりします。
それはつまり、得られる薬理作用が
違ってくるということにも繫がって 。。
できあがりに興味津々
はやく試したくって
内心ワクワクが止まらない
ハーブおたくの期待は
ふくらむばかりです。 笑
そして浸け込む瓶と蓋は
煮沸消毒しておきます。
使ったのはやさしい甘さがはまってしまう
アオハタさんのお砂糖なしジャムのです。 ォィシィョ♪
アルコールは
ウォッカです。
頂いたものなんですけど
まさかチンキになってるとは
思ってないかな 。。 (´艸`*) ァハ
それで、アルコールは色々ありますが
度数によって溶出される薬効成分が変わって
アルコール 25%以下だと
フラボノイド、タンニン、苦味質、粘液質、
配糖体、水溶性ビタミン、ミネラルなどの水溶性成分
アルコール 40~60%だと
アルコール 90%以上で
上記の成分にさらに樹脂系など
と、こんな感じで
度数の高いアルコールに浸けておくことで
ハーブティとインフューズドオイルの両方の薬理成分を
抽出することができて薬理効果も高まります。
で、なんですがぁ、まぁ
そいったことはちょっと置いておいて
好みのお酒に浸けて楽しむ♪
っていうのもありかなって思います。
チンキは
ハーブ酒でもありますので♡
(日本酒と焼酎はお試し済みです(へへゞ )
そして下準備ができたら
いよいよです。
瓶にハーブとハーブが浸かるくらいに
ウォッカを注いで蓋をして
ハーブのお名前と仕込み日の
ラベルを瓶に貼って
冷暗所に保管しぃつつ
1日に1回か2回フリフリして
2、3週間くらいで完成です。
できあがったチンキはキッチンペーパーや
コーヒーフィルターか何かで濾して
煮沸消毒した瓶で保管します。
遮光瓶があればそれがいいのですが
わたしは遮光できる袋に入れて
冷蔵庫の野菜室に場所を確保しています。
濾した後に残ったハーブは入浴剤になるので
ラップにきゅっと包んで
チンキと一緒に保存しています。
それでこのお風呂は香りも良くって
とても温まるんですけど
入れすぎにはくれぐれも注意です~~
そう、酒風呂なので (;^_^A ⇠シンドクナッタ人
出来上がったチンキは
ローションや乳液、クリームなんかの
手づくり全身ケア用品に入れたり
お水で薄めて消臭殺菌を期待した
ルームスプレーにしたり
忌避作用のあるハーブなら
虫除けスプレーにしたり
蜂蜜とお湯で割って
滋養強壮免疫向上ねらったり
紅茶やホットミルクに数滴たらしたり
炭酸でわったり
入浴剤やシップ
うがいやマウスウォッシュにも
ハーブによって作用があるので
使い道には相性ありつつも
なかなかに重宝します♡
無事に仕込み終えて
指の残り香は
ローズマリーさん
もうこのくらいでいいかなって思って
摘み終えようとしたら
「わたしも、わたしも♪」
って、かわいい声が聞えた気がして
たくさん摘んでしまいました。
「ハーブは使ってあげると喜ぶし
使ってあげないと拗ねる」
って聞いています。
よろんでくれていたら
うれしいな
◇ チンキ基材 ◇
ハーブ
★ CAUTION ★
精油は日本では基本的に雑貨品扱いですが取り扱いにおける注意と知識は不可欠です。持病をお持ちだったり、妊婦さんやその可能性のある方、お子さんへの使用やその他気にかかることがあればば専門家や専門医に相談されてからのご使用をお勧めします。
皆さんどうぞあたたかめで
お元気でお過ごしください。